オランダで戦闘機F-104が盗まれる…大胆不敵な置手紙も
スターファイターの愛称で知られるF-104は、1950年代に開発されたアメリカ初のマッハ2級のジェット戦闘機。日本の自衛隊を含め世界15カ国に配備され、2004年のイタリア空軍を最後に全て退役しています。
昨年末にこのF-104が、保管していたオランダの空軍基地博物館から盗まれました。
現場には「飛んで行った、また来年会おう」と言うメモが残されていたそうです。
こちらがオランダのディーレン空軍基地博物館に展示されていたF-104。
展示用の退役機のため、エンジンは外され、ミサイルもダミーのもの。
盗まれたことに気づいた職員は、ツイッターで「ショックなことに気づいた!スターファイターは金属売買業者かイタズラの餌食となったようだ」とつぶやきました。
また、これを運搬するには重機が必要で、駐車場かトレーラーにF-104があるのを見かけたら連絡が欲しいとも呼びかけています。
そして現場には前述したメモが置かれていたわけですが、組織ぐるみのと思える大掛かりな犯行。不景気がこんなところまで影響しているのでしょうか。
ちなみにこちらは、自衛隊に配備されていたF-104J(1982年)。
F-104 (戦闘機) - Wikipedia
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