「卒業アルバムに「同じ苗字」の女の子が4人並ぶと…こんな説明が必要になる」
われわれ日本人にとって、見慣れてないと白人や黒人の顔の区別がつきにくいように、彼らもまたアジア人の区別はつきにくいものです。
さらに苗字が同じだったりすれば、家族や親せきではないかと連想するのも無理はありません。
アメリカで同じ苗字を持つ4人の女の子が、卒業アルバムに並んで載ることになりました。
確かに苗字が同じ“Nguyen”です。
そして名前の下に一語ずつ書いてあり、それをつなげると、
“WE ARE NOT RELATED”(私たちは親族ではありません)
さぞかし学校生活では、親族関係にあるのかと聞かれたのでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ベトナム人の半分の苗字は、それらしいよ。
↑領主の名家にちなんだ苗字らしい。古代のアジアでは、自分たちの領主の敬意を表して苗字を変えることは珍しくなかったそうだ。
多くのベトナム人は阮朝の阮“Nguyen”(グエン)皇帝時代に、この苗字に変えたそうだ。
●自分が会ったベトナム人は、今まで全員“Nguyen”か"Pham"かだった。ベトナム人で違う苗字なのは自分の家族くらいでKimである。
●一度ベトナム人の女の子に、“Nguyen”(グエン)はベトナム語ではどういう意味なのかと尋ねると「スミス」と答えていた。
●3人は親族に見える。そしてテレサはちょっと複雑なんだ。
↑「私たちは極端に親族関係です」
●その学校では、他のどの4人よりも遺伝子的には最も近い関係ではあるね。
●ウェールズの23%はジョーンズだよ。そして50%以上は、ジョーンズ、ウィリアムス、エバンズだ。
●実際はベトナム人の40%くらいが、この苗字らしい。
●ベトナムでは“Nguyen”(グエン)、インドでは“Singh”(シング)、人に会うたびにその苗字。
↑自由の合衆国では、スミス、ジョーンズ。
↑自分はペーテル“Patel”というのを一番聞く。娘の学校の4年生のクラスに8人、学校全体で40人くらいいる。おもしろいけどスミスはひとりもいない。
●オランダ人だけど、この国では“Jansen”が多い。
実際、Wikipedia英語版にも、ベトナム人の40%が阮“Nguyen”だとの説明がありました。
日本で1番多いのは「佐藤」ですが、人口比率では1.5%。40%の多さがわかるかと思います。
これだけ多いと、同姓同名の人があふれかえりそうですね。
It was they last time they would say it, and they said it well