「この博物館にはユーモアのある人がいるようだ…」思わず目を疑う展示物
アメリカ・オハイオ州のクリーブランド自然史博物館は、最古の人類や巨大な恐竜などの骨格などをはじめ、400万点を超える標本のコレクションが収蔵されています。
その博物館のコレクションを見ていた人が、思わずクスッとなって写真に収めたそうです。
「博物館のユーモア」をご覧ください。
ん、昆虫の標本?
あれ、でもよく見ると……
フォルクスワーゲン・ビートル!
なんで虫に紛れてミニカーがあるのかと思うところですが、ビートル=甲虫(カブトムシ、クワガタ、ホタルなど)……なるほど。
これはこれで正解なのかもしれません。
このユーモアに対する海外掲示板のコメントをご紹介します。
●みんなそれぞれ進化してこうなったのだろう。
●これはクリーブランド自然史博物館だ! カワウソとプラネタリウムがオススメ。
↑いろいろな変なものがあったよ。こういう隠れキャラの写真をたくさん撮った。
↑博物館の典型的なジョークだね。オーストラリアで同じような例を2つの違う博物館で見たよ。博物館の従業員がくすくすと静かに笑いながら仕込んでいるところが想像つく。
↑スウェーデンでもやってるね。
↑ベルリンのは博物館でも見た。
●なんてこった……。見ただけでぞくっとする。
↑飛ばないから大丈夫。
●昆虫標本の展示は防腐剤みたいな処理はされるの? それとも自然に乾燥したままでよいの?
↑通常はそのままでだいたいよいが、防虫剤みたいなものと一緒には保存される。他の虫に食べられないようにね。
●他の昆虫より一番ピンを差すのが大変そうだ。
↑そのためにドリルがあるのさ。
●マイクロマシンだ。子供のころたくさんこれらの小さな車を持っていたよ。
●全ての甲虫が(真ん中ではなく)翅鞘(ししょう)にピンを刺されているのには何か理由があるの?
↑そこが甲虫の標準の刺し場所なんだ。ピンが下の基節の間を通ってくるべきで、そうでないと構造を破損させてしまう。そこに刺すと左側は将来研究するときの保存にもなるので、必要なんだ。
↑自分は教授から説明を受けたが、真ん中に刺すと足のポジションがまるで踏んづけられたかのように不自然な位置になるらしい。翅鞘(ししょう)の右に刺すことによって足が自然な位置を保つらしい。
こうしたユーモアは、いろんな博物館で見られるとのことです。
博物館を訪れることがあったら、変なものが混じってないかチェックするのも楽しみになりますね。
Someone at this museum has a sense of humor