「前任者に『トラブルが起きたら見てごらん』と渡された封筒を開いてみたら…」というお話
とある会社で部長が退職することになり、新たな部長が就任しました。
2人は引き継ぎのために1週間ほど一緒に働き、最終日に前任者が新部長に言いました。
「1〜3の番号を振った封筒を引き出しの中に用意しておいたので、もし解決できない問題に直面したら1番目の封筒から開けるといい」
〜それから3か月〜
仕事で大きな問題が起こり、新部長は途方に暮れました。
そこで封筒の存在を思い出し、1番目の封筒を開けることにしました。
メッセージは「前任者の責任にせよ」と書いてありました。新部長はその通りに実行して、なんとか切り抜けました。
〜それから半年〜
会社の売り上げが落ち込み、さらに製品に重大なトラブルまで出ました。
新部長は2番目の封筒を開けました。
メッセージは「再編成せよ」と書いてありました。
新部長が再編成をしたところ、どうにか会社の状態は良くなっていきました。
〜それから3か月〜
次の危機がやってきたので、新部長は3番目の封筒を開けました。
そこに書いてあったことは……
「3つの封筒を用意しなさい」
教訓:大きなトラブルが3度も起きたら辞めどきである。