「かつて銀行強盗なのにヒーローと呼ばれた男がいた…」プリティボーイの伝説
Villain to some Hero to others from r/Damnthatsinteresting
フロイドは悪党には違いなかったようですが、銀行強盗をした際に住宅ローンの書類(抵当証券)を破り捨て、大勢の人を住宅ローンから強制解放したと言われています。
また、匿ってくれた人には金を与えたことから、地元に支援者がいたとのことです。
世界恐慌時代の貧困が生んだ悲劇の男とも言われ、指名手配や追跡が繰り返されたあげく最後はFBIに殺されました。
本当に市民のローンがなくなったかどうかは証明されていないようですが、その後もアメリカ市民の間で伝説として語り継がれてきました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●祖父はプリティボーイ・フロイドに誘拐されたことがある。
祖父の叔母が当時フロイドの彼女で、祖父は3〜4歳だった。彼女が甥っこを見たいと言ったらしく、彼らは家の近くまで運転してやってきた。すると前庭で祖父が遊んでいたのでそのまま誘拐して連れ去った。
あとから彼はキャンディやおやつを買ってもらって送ってもらって帰ってきたが、3日後だった。その間に祖父は弾丸の入っていないフロイドの銃で遊んでいたらしい。これが真実なのかどうかわからないが、うちの家族ではずっと語り継がれている。
●今時ならハッカーがこれをしてくれないかなと望んでいるよ。ロビンフッドはどこにいるんだ?
↑多分ロシア。
↑データが分散されている上に、テープのバックアップまであるので多分これは絶対に起こらないだろう。
↑うちのロボットは違う意見だが。
↑テープのバックアップを破壊するのは簡単である。
↑シンプルだよ……バットマンを殺せ。
●ハッカーはその逆をするんだよ。銀行やクレジットスコア会社を狙って平均的な生活の苦しい労働者や家族を狙ってIDや口座を盗むんだ。泥棒に名誉というものはない。少なくとも今はね。だがもしハッカーがこれと同じようなことをするとしたら、一般の目にはヒーローと思われるだろう。
●銀行はそういう情報を多数の場所に保存していなかったのかな。
↑カナダでさえ小さな町ではバックアップをとっておらず、洪水が一度来ただけで大問題になった。似たようなことが老人ホームでも起きていた。なので昔ならもっとあり得たと思う。
↑でもカナダ人を知る者として言うと、それでもカナダ人はみんなローンを払い続けたんだろ?
(※カナダ人にはお人好しのイメージがある)
↑さらに手数料も加えてね。
↑2019年でさえ、どれくらいの会社がバックアップをとっていないかに驚くよ。
●おまえは悪党だ。だがそれは自分に悪党だという意味ではない。
●そのプリティ・ボーイ・フロイドに、ぜひ大学のローンバンクに強盗に入ってもらいたい。
↑頼むからオレの学生ローンを盗んでくれ、フロイド。
●ただし、彼が殺した人の家族は彼を悪党だと思ってるよ。
伝説として話が大きくなったところもあるようですが、住宅ローンが銀行強盗によって消えたのなら、特に世界恐慌の時代だけに大きなことではあったのでしょうね。