「スターウォーズの人気キャラクター『ポーグ』が作られたのには理由があった…」海外の反応
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(エピソード8)で、新しい愛されキャラとして登場したポーグ。
かわいいがゆえにパロディに使われることも多いですが、実はこのポーグが誕生したのには、ある撮影事情が絡んでいたとのことです。
Porgs! Love Them Or Hate Them - Every Porg Scene in Star Wars - YouTube
映画はアイルランドのシュケリッグ・ヴィヒル島で撮影されたのですが、アイルランドにはポーグによく似た海鳥が飛び交っています。
アイルランドやイギリスでは、繁殖シーズンになると何百万羽と集まり人を怖がらないため、鳥を見に来る観光客も多いそうです。
群れを形成して海岸線に生活しているので、撮影中に必ずと言っていいほど鳥が映り込みました。
保護対象なので撮影の邪魔だからと物理的に取り除くことはできず、かといってデジタル的に取り除くにも作業や費用が莫大になるため、いっそこの鳥を新しいキャラクターにしてしまおうとなったのだとか。
なるほど、ユニークな顔つきや大きさが似ているのは、そうした撮影事情が関係していたのですね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●撮影に使われたのはシュケリッグ・ヴィヒル島だね。なんてこった、20年くらい前に妻とハネムーンで行ったよ。
妻はパフィンを見たがったが、上まで行っても1羽もいなかった。ちょっと変わった岩の周りを歩き回ったが全くいなかった。岩の上に住んでいるのを期待したのだが。
町へ戻る途中に休憩して、彼女に何か言おうとしたらパフィンが彼女の真横にいた。
それで頭を動かして彼女に見ろと促していた。するとまた1羽が僕たちの間に止まった。するとその後、10万羽くらいが一斉にやってきた。朝は魚を獲りに飛んでいき、そして大群で一斉に帰ってくるらしい。
(シュケリッグ・ヴィヒル - Wikipedia)
●シュケリッグの危険な落石は、このパフィンのせいで起こっている。カモメからヒナ鳥を守るために作る穴が岩をもろくする。落石しかけの岩が無数にある。
●テクノロジー的には小さな新生物を作るほうが、(パフィンを)取り除くより簡単だというのが面白い。納得はするけど、それを50年前の人に説明するところを想像してみよう。
大きな人の画像を小さな人の上にかぶせるのは簡単だろう。だが完全に取り除くのは難しい。
●きっと「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」の撮影中にも同じ問題があったに違いない。エンドアの戦いの撮影はウーキーでいっぱいにする予定だったが、あの惑星にはイウォークたちがそこら中にいたので加えたのかも。
↑そのエンドアの戦いが撮影された森の近くに住んでいるが、無害で小さな彼らがそこら中にいるよ。彼らは気を使って罠をしかけるのが好きなので、地元の住人はどこを避けたらいいかはわかっている。でもたまに観光客が引っ掛かっているよ。
●そのパフィンには天敵がいないんだ。だから人間を怖がらない。
●なんの関係もない生物としてそのままにしてもよかったような。そんな大きなシーンがあるわけじゃないのに。
●でもそれは説明にはならないな。他のシーンにもいっぱいいるぞ。きっとおもちゃを売りたいんだ。
●そのあとマーケティングに使えるしね。
●少なくともパフィンを傷つけなかったしね。
たしかにロケ地を決める段階でパフィンがたくさん群がっているのはわかっていたはずで、あらかじめ新キャラクターを作るつもりだったのかもしれませんね。